ユーザビリティに優れた管理会計画面をSalesforceで作成 SkyVisualEditorによって開発期間・コストを圧縮
株式会社KYOSO
業種
従業員数:
515名(2021年11月現在)
課題:
採算管理のための管理会計システムをSalesforceで構築する必要があった。

Salesforceで管理会計システムをマルチプラットフォーム化
Salesforceの機能を最大限生かすことができるSkyVisualEditorを採用
ユーザビリティに優れた画面開発を短納期、ローコストで実現
今回の開発経験を生かし、お客様により最適なマルチクラウドソリューションを提供
システム開発業務においては、収益確保のためにプロジェクトや取引先単位で採算が取れているかどうかしっかりとマネジメントすることが重要です。株式会社KYOSOでは、採算管理のための管理会計システムを新たにSalesforceで構築。開発効率と品質の両方を意識しながらどのように開発を進めていったのか、執行役員 ビジネスソリューション事業部 事業部長 上羽寛氏、同事業部 奥田大輝氏、竹内祐輝氏に話を伺いました。
-KYOSO様の事業内容や強みはどのような点にあるのでしょうか。
「当社は創業から約40年、京都に本社を構える独立系のITサービス企業です。システム運用・システム開発を中心に事業展開しています。我々が所属するビジネスソリューション事業部は、Salesforceをはじめとする、さまざまなクラウド基盤やクラウドサービスを最大限活用することで、ユーザー企業様の企業価値向上に貢献できるようなマルチクラウドインテグレーションに強みを持っています」
-今回管理会計システムをリプレイスされたのはどのような背景からでしょうか。
「もともとの管理会計システムに、技術的な限界を感じていたためです。まず、セキュリティ強化と利便性向上のために導入したい、ユーザー認証の仕組みに対応していませんでした。また、Macユーザーはシステム自体にアクセスできなかったため、Windowsの仮想端末を介して接続するという運用でしのいでいました。将来的なことを考えると、使用するデバイスも今後どう変わっていくのかが予想がつきません。そうなると、ブラウザベースでマルチプラットフォーム対応の仕組みを構築することが必要になりますので、リプレイスという判断に至りました」
-今回のリプレイスで、SkyVisualEditorを採用いただいた経緯を教えてください。
「当社では、社内の業務をさらにフレキシブルに進められるよう、基幹システムの刷新を進めようとしていました。そこで、クラウド上でアプリケーションを作成するにあたって機能が充実しているSalesforceを導入しました。しかし、当社が考えるスピード感でリプレイスしていくのであれば、ある程度技術者を抱えないと実現できず、コスト的にも負担が大きくなります。もちろん社内向けシステムなので、コストを抑えて対応したいと考えました」
「そこで、短期間で高品質なシステムを構築するために、ローコードで開発ができるSkyVisualEditorを選びました。スピード感をもってアプリケーションを開発し、それを業務改善に結びつける、という観点で言うと、SalesforceとSkyVisualEditorの組み合わせは最善だと思います」
-SalesforceとSkyVisualEditorとの組み合わせが優れているのは、具体的にどのような点だとお考えでしょうか。
「他のクラウド系アプリケーションの場合、Salesforceのように簡単に外部連携やオブジェクト構成のリレーションを構築することができません。こういった連携やリレーションの容易さがSalesforceの強みだと思います。そしてその強みを最大限に生かせるのがSkyVisualEditorのテンプレート。このテンプレートのおかげで今回スムーズにシステム要件を詰めることができました」
-どのような機能を開発されたのか、具体例を教えてください。
「システム開発業務においては、その業務において採算が取れるかどうかの見極めが重要です。そのためには、各業務担当者自身が計画および見通しをしっかりと立てることが必須になります。それを見極めるために必要な売上やコストなどの情報を共有・管理する機能を充実させる必要がありました」
「開発したのは、同一画面上で画面下部に経費明細を表示し、上部に積み上げ集計したサマリーを表示できるようにした画面です。例えば、下部の明細の値を更新すると、その結果が上部のサマリー画面に随時反映されていきます。明細欄では案件や人単位の細かな情報が閲覧できます。一方サマリー画面では、当社の部門や顧客、ロケ(プロジェクト)など任意の単位でサマライズし、現状の採算性などを随時確認できるようなつくりになっています。また任意の条件で検索する機能も設けています」

「売上入力」画面
-SkyVisualEditorをお使いいただいて良かった点は?
「先にも少し触れましたが、テンプレートが非常に優秀だと感じました。上記の積み上げ集計画面もテンプレートを元にしており、このテンプレートがあれば数値管理系の基本的なシステムは大抵対応できるのではないかと思います。また、拡張機能も優れています。テキスト値の初期値を設定したり、カスタムルックアップ機能によって検索の入力ボックスにある程度絞り込んだ状態で表示させたりすることができるので、ユーザビリティに優れた画面を容易に作成することができます。JavaScriptやCSSを使って背景色を変更したり、異常値を判別しやすくしたりするなど、細かな工夫を施すこともできました」
「開発者の観点からは、細かいところはAPEXを使ってコーディングできるところも大変ありがたかったです。また、技術サポートが充実しているところもSkyVisualEditorの大きな強みだと思います。オンラインでテラスカイのエンジニアと相談しながら画面作成を進めることができる『アドミンネットカフェ』が用意されており、当社でも大いに活用させていただきました」
-開発工数や効率、またコストの面での評価はいかがでしょうか。
「以前のシステムを.NETで開発した際は、基本機能を作成するだけでも半年ほど必要でした。今回のSalesforceとSkyVisualEditorの組み合わせの場合は、いざ画面を作り出してから3カ月ほどでほぼ完成。SkyVisualEditorによるローコード開発と、Salesforceのリレーション機能などが威力を発揮して非常にスピーディーに開発でき、工数を従来の約半分に圧縮できたことになります」
「以前に管理会計のパッケージシステムを導入検討したことがあったのですが、キューブ型のデータベースだったので明細データを持つことができず、明細積み上げ型の管理会計ができませんでした。それに対応するパッケージシステムを購入するとどうしても高価になります。当社のような管理会計の仕組みが必要な企業にとっては、SalesforceとSkyVisualEditorの組み合わせがシステム構築コストの削減にもつながるでしょう」

「稼働時間確認」画面
-SkyVisualEditorやSalesforceを今後さらにどのように活用していこうとお考えでしょうか。
「現在人事・労務や給与管理にはパッケージシステムを使っているのですが、当社独自の計算方法を適用しているために、給与計算の一部を手作業で行わざるを得ない状況です。表計算ソフトを使っての作業なのですが、手作業で行うことで数値の精度を保つことや世代管理が難しくなります。そういったパッケージでは対応が難しい部分を、SalesforceとSkyVisualEditorを活用してシステム化していこうと計画しています。人事や給与関連の情報を取り扱うとなるとしっかりとした権限管理が必要になりますが、SkyVisualEditorはセキュリティの観点でも優秀ですので、そういった面も意識して開発を進めていくつもりです」
「当社はITサービス企業でもあります。今回のSalesforceとSkyVisualEditorの開発経験とこれまでのマルチクラウドインテグレーションのノウハウを生かし、Salesforceを早期に運用開始したい企業様や、Salesforceと他のクラウドシステムとのマルチクラウド運用などをお考えの企業様に対して、より最適なソリューションをスピーディーに提供していきたいと考えています」
-上羽さん、奥田さん、竹内さん、本日はお時間をいただきありがとうございました!
会社プロフィール
株式会社KYOSO
所在地:
京都府京都市中京区
事業概要:
コンサルティング、インフラ構築・運用・保守、アプリケーション開発・保守・運用、データセンター運用、サービスデスク
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